開館10周年記念のゴーギャン展に行ってきました。母国フランス以外では初めて貸し出されたという「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」など40点が展示されています。ゴーギャンの絵って素朴な印象ですが、実物を見ると暖かい色使いですとか南国の空気感が伝わる独特な雰囲気があってステキです。
植民地政策というのはアジアの人間にとって、よいイメージがあるものとは限りませんが、フランスを見る限り、異なる文化・文明との出会いが思想や芸術に反映されていて面白いですね。「月と6ペンス」を読みたくなりました。
もうひとつの展示は「ノリタケデザイン100年の歴史」。オールドノリタケからディナーウェアまでテーブルウェア好きには魅力的な展示。今回はツアーで、この前にノリタケの森に寄ってきたので、ノリタケの歴史を二重に見ることになり、なんだかノリタケ通になってしまいました。笑 個人的には二次元モノが好きなので、デザインの見本帖が面白かったです。
名古屋ボストン美術館
名古屋市中区金山町1-1-1
052-684-0101
10:00-19:00(土日祝 -17:00)
月曜休館(祝日・振替休日の場合はその翌日)
ゴーギャン展: 2009年4月18日-6月21日
ノリタケデザイン100年の歴史: 2009年4月18日-8月30日